2021年08月19日
株式会社シーイーシー

LogiPullの新機能「AGV遠隔管理システム」を8月19日にリリースしました。
「AGV遠隔管理システム」は、タブレット端末で利用できるAGVの遠隔指示アプリケーションです。 物流倉庫での荷物の搬送を無人化し、庫内作業のさらなる効率化を実現します。

AGV遠隔管理システムの概要

タブレット端末からAGVを遠隔制御

タブレット端末を利用し、離れた場所からでも簡単に AGVへの移動指示ができます。バースで荷物の積み降ろしを行う作業員やフォークマンでも操作をしやすい直感的なUIを備えています。
また、ルート登録や複数台同時制御が可能ですので、最小限の操作でAGVの呼び出しや行先指示が行えます。

AGV遠隔管理システムの特徴

AGV遠隔管理システムは、倉庫のレイアウトにあわせて自由に移動先を設定できます。 また、タブレット端末の操作画面も倉庫の形状に合わせてカスタマイズが可能ですので、利用者は直感的に移動指示、呼び出し指示が可能です。
さらに、1台のタブレット端末で複数のAGVを操作できますので、作業効率の向上が期待できます。

LogiPull バース管理機能との併用で、バース周辺の搬送業務を効率化

今回リリースするAGV遠隔管理システムを、LogiPullバース管理と合わせてご利用いただくと、トラックの呼び出しとAGVの自動呼び出し、荷物の搬送指示機能が連動し、倉庫内での搬送業務を効率化できます。

[連携イメージ]　
入場ゲートでのトラックの誘導から、バースでの荷物の搬送まで、一連の作業を自動化することが可能となります。

①	物流センターに入荷トラックが到着すると、入場ゲートでカメラによって車両を識別し、所定のバースに行先案内を出す
②	作業予定のバースに対してAGVが自動走行して、トラックの到着を待つ
③	荷物をトラックから降ろし、AGVに積み付け（パレット搭載やかご車のけん引を想定）
④	AGV遠隔管理システムのタブレット端末に、あらかじめ登録した搬送ルートを選択
⑤	AGVが自動走行し、指定した場所まで荷物を搬送

対応するAGV

今回の連携機能は、ZMP社の無人搬送機CarriRo®シリーズに対応します。
CarriRo®シリーズには、パレット積載やかご車のけん引用も可能であるため、幅広いシーンでご利用いただけます。

【物流支援ロボット「CarriRo」について】

CarriRo：https://www.zmp.co.jp/carriro/

今後、マルチメーカー対応を随時進めてまいります。

【前回のニュースリリースはこちら】

「庫内搬送のラストワンメートルをつなぐLogiPull® AGV連携機能を提供開始」
https://www.cec-ltd.co.jp/news/2021/05/14/12887/